3月11日、東日本大震災慰霊祭を執り行いました。
2011年に起こった東日本大震災から14年が経ちました(15年忌)。
まだまだ商店街のある中心部でも空き地があり、
赤崎町の小学校周辺はまだ開発が進んでいません。
復興の道半ばという状況で、
2月19日から発生した3回の山火事が起こりました。
特に、3回目の2月26日に赤崎町合足で生じた火災は、
綾里の住宅地を襲い、約2900ヘクタールもの山林を燃やした
過去最大の山林火災となってしまいました。
全国から消防隊や自衛隊の方々が集まり、
連日のように消火作業をして頂きました。
地元の消防団、市役所職員、医療関係者など、
多くの皆さんの尽力で、3月9日に鎮圧宣言が出されました。
翌10日に、避難指示が全面解除されました。
本当に良かったと思います。
これから復旧、復興に向けて更なる支援が必要となります。
ぜひ皆さんの智慧と行動力で、この困難を乗り越えてほしいです。
3月11日は、午後1時半より本増寺本堂内にて慰霊法要を行いました。
皆さんに作って頂いた折鶴と、さいとう製菓さんから頂いた
かもめの玉子を祭壇に飾り、震災で亡くなられた方々の塔婆を立てました。
法要では読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向を行いました。
大船渡岸壁に移動し、地震発生時刻の午後2時46分に黙とう、
読経、焼香、唱題をして折鶴流しをして供養しました。
折鶴が大船渡の海を、空を舞っているように感じました。
震災後も、大船渡では多くの方々がお亡くなりになりました。
皆さんが海から空から、この大船渡の街がどうなっているのか、
楽しみにしながら眺めているんじゃないかと思われます。
今度は山火事から大船渡を復興させて、
穏やかな「ふるさと」にして行きたいです♬