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徐々に寒くなり、冬を感じる季節となりました。

先月から選挙を通じて、マスコミの情報発信に問題が生じています。

問題が発生した時には、謙虚に原因に向き合い、

誠実に解決策を実行しなければなりません。

つねに襟を正して、人々のためになる報道を心掛けてほしいです。


12月の行事予定です♬


12月1日(日) 信行会(本増寺)

12月7~8日(土・日) 信行会(仙台別院)

12月8日(日) 釈尊成道会

12月12日(木) 信行会(本住寺)

12月15日(日) 信行会(蓮久寺)

12月31日(火) 大晦日



11月17日、バシー海峡戦没者慰霊祭 bashi-channel.com


高雄芸品舘公司でバスに乗り込み、美麗島と左営駅を経由して出発。

実行委員の土山さんの司会でスケジュール連絡、潮音寺のニュース報道、

自己紹介をしました。


11時に潮音寺到着。

すぐに2階に上がり、焼香の灰を均して、祭壇に提灯を設置。

残念ながらコンセントは近くになかったので、灯すことは出来ませんでした。


土山さんが司会、実行委員長の渡邊さんが開会の辞、

来賓に日台交流協会や台湾日本人会の方々が弔辞、

禅林寺の吉田住職が読経(般若心経と観音経)、

遺族代表で古川さんが弔辞、水交会の弔辞、

最後に鍾さんが挨拶をして権田さんが通訳をしました。


終了後、本堂の外で記念撮影。

バスに乗り、近くの海岸で献花を行いました。

寿量品を読誦し、唱題をしながら戦没者の慰霊を行いました。

砂浜から遠くを眺めると、とてもきれいな海でした。

約80年前、ここに毎日のように遺体が流れて来たとは、とても想像できません。

今でも海岸近くに遺骨が埋まっていると思うと、

何か出来ないかと考えさせられます。

戦争は人道的にも行ってはならない行為ですが、

祖国に帰れずに埋もれているのはとても悲しいことです。


漁之香で昼食後、鵝鑾鼻岬でバシー海峡を眺めました。

台湾とフィリピンを挟むバシー海峡には、

今でも多くの船が行き来しています。

二度とこの地で戦争による犠牲者が出ないように、

各国のリーダーは自制してほしいです。

平和であればこそ安心して訪れ、多くの人たちとの交流ができます。


帰りに参加者の感想で、この慰霊祭はとても心のこもった温かいものだ、

と話された方がおりました。

先人たちに敬意を込めて感謝の思いを伝えたい、

そういう気持ちが表れた慰霊祭だと思います。

来年は、太平洋戦争終結から80周年。

これからも慰霊祭を続けて開催してほしいですね♬



11月14~18日に、台湾を訪問してきました!


今回の目的は、4月に起きた花蓮地震犠牲者の慰霊のために

慈済会を表敬訪問することと、バシー海峡戦没者慰霊祭に参加することです。


花蓮地震は、4月3日に発生したマグニチュード7.7の巨大な地震で、

沖縄では津波も観測されました。

街中のビルが倒壊して、観光名所である太魯閣でも犠牲者が出ました。

花蓮には、仏教教団である慈済会の本部がある所。

東日本大震災では、慈済会から多くの支援を受けました。

今回は、少しでも恩返し出来ればと思い、花蓮を訪問いたしました。


14日夜に桃園国際空港に到着し、台北に宿泊。

15日午前中に、故宮博物院を見学。

多くの日本人の修学旅行生が見学に来ていました。

若いうちから異国の歴史、文化に触れることはとても大切なことですね。


午後に花蓮に到着し、慈済会へ。

謝さんは不在でしたが、日本語が出来る女性に来訪した目的を話し、

男性が英語で堂内を案内してくれました。

本堂で読経、唱題、回向をして花蓮地震犠牲者の供養を行い、

花蓮地震復興支援金と菓子、絵葉書を寄贈しました。

堂内は二千人を収容することが出来、座席にはテーブルが付いて書籍を入れられ、

伏礼もできて極めて効率的な作りになっています。

1階にはボランティアを養成する道場があり、座りやすい座布団も用意。

無量義経第一が書かれた文面が飾られていました。

廊下には、慈済会の活動について展示し、

世界中にボランティアを派遣して教育や食事の提供、災害復旧への支援など

様々な活動を行っています。

1月に日本で発生した能登地震にも支援に行っています。

とても有難いことです。


夕方、マンダリン航空で高雄へ。

16日、台南を観光。

まずは赤崁楼へ。

オランダ統治時代に拠点とし、鄭成功が政務を執った場所。

建物の半分は工事中でしたが、台湾の地図や像を見学。


次に、安平古堡。

ここは、海上からの攻撃に対する防衛線でもありました。

鄭成功はこの城を落とすことが出来なかったため、

違うルートから上陸して城を攻め落としました。

展望塔にも昇って街を眺めましたが、

昔はほとんど海だったとは信じられないですね。

この城には秘密の地下道があって、街へ脱出できたという伝説があります。

近くにあった井戸が地下道の入り口か?!


昼食後、安平から車で20分ほどにある正統鹿耳門聖母廟へ。

60メートルの順風耳と千里眼の神が立ち、

北京の紫禁城を模した東アジア一の大きさの宮殿です。

媽祖廟と仏陀廟があり、多くの人たちが参拝していました。

とにかく、大きさに圧倒されました。

映画のロケ地にも使えそうな感じですね。


車で20分ほどで国立台湾歴史博物館へ。

広場で南島のイベントが開催され、音楽が鳴り響いていました。

館内に入ると、最初に世界地図が展示されていました。

台湾の民族文化や媽祖の儀式についてたくさん展示され、

日本の統治時代から戦後にかけての歴史についても学べるように工夫されていました。

特別展では「音を感じる」をテーマにした展示がなされていました。

五感を活用させて物事を知り感じることは、とても大切なことです。


夕方に高雄に戻り、高雄芸品舘公司へ。

潮音寺の管理をされている鍾さんは不在でした。

鍾さんは、慰霊祭のことで外務大臣賞を受賞し、表彰されることになりました。

店では、お土産のパイナップルケーキをたくさん購入しました。


夜は、漢神巨蛋デパートの地下1階にある鼎泰豊へ。

この店は、どこに行っても混んでいて活気があるし、

店員のサービスもとても丁寧なので、気持ちよく食べることが出来ます。

コース料理で点心を堪能し、台湾ビールで乾杯。


☞その2に続く


11月1日、稲荷祭りを行いました!


本増寺の境内には、お稲荷さんを祀っています。

新沼さんが寄贈してくれたものですが、

毎年11月に感謝の気持ちを示して、

今年獲れた野菜や果物を奉納しました。


今夏の猛暑が長く続いたこともあり、

一部の野菜や果物の収穫が不作または遅れたりしています。

8月には全国でコメ不足になり、混乱が生じました。

食糧自給力の低い我が国では、外国の状況に影響されます。

食糧の安定供給が出来るように、国は政策を行ってほしいです。


お稲荷さんの前で、読経と唱題、焼香、回向を行いました。

私たちは穀物が獲れたことに感謝し、ありがたく頂きたいと思います。



10月12日、本増寺にて御会式を行いました!


日蓮聖人が亡くなられて、今年で743遠忌にあたります。

御会式は、日蓮聖人が私たちを正しい道へ導いてくれた

報恩感謝の気持ちを示す行事です。

本堂内には、聖人が亡くなられた時に咲いていた御会式桜を

模した花々を飾り付けました。


法要では、献果や献茶、献膳などを行い、供え物を献上しました。

和讃奉唱では、蓮華の会の皆さんが聖人を讃える歌を捧げました。

読経では「神力品第二十一」を訓読し、

祖訓では「報恩抄」の一節を唱えました。

焼香、唱題、回向を行い、皆さんで聖人の教えを受け継いでいくことの

大切さを改めて実感いたしました。


ウクライナ戦争、イスラエルとガザ・イエメンとの紛争が続き、

選挙では自民・公明の与党過半数割れ、米国大統領選でのトランプ再選など、

国内外で混迷な状況が起こっています。

困難な場合でも、正しい法のもと、法華経の教えを軸にして、

私たちは誤った情報に振り回されることなく、

正しく判断し行動してほしいと思います。


法要後、橘寿法社中による日本舞踊を披露して頂きました。

新しい曲が流れる中、きれいに優雅に舞いながら、

きりっと立ち止まる姿はとても素晴らしいです。

いつも御会式を華やかな雰囲気にして頂き、ありがとうございます。


また大客殿では、佐々木さんによる呈茶を行いました。

室町時代に広まった茶道が、今日まで継続し発展してきたのは、

先人たちが大切にしてきた優れた文化です。

先人たちに感謝しながら、美味しくお茶を頂きました。


その後、蓮華の会の皆さんが用意したお斎を頂きました。

皆さんでおしゃべりしながら楽しく懇談しました。


夏の猛暑も収まり、秋らしくなってきました。

連日のように、アメリカで大谷選手の活躍が報じられ、

私たちは元気や勇気を頂いているようです。

スポーツや趣味、旅行など自分の活動を広げていきたいですね。


10月の行事予定です♬

10月1日(火) 信行会(本増寺)

10月10日(木) 佐渡法難会

10月11日(金) 信行会(本住寺)

10月12日(土) 御会式(本増寺)

10月12~13日(土・日) 信行会(仙台別院)

10月15日(火) 信行会(蓮久寺)


秋彼岸会ならびに愛犬愛猫小動物慰霊祭のご案内です!


初秋の候、夏の猛暑もだいぶ落ち着きました。

平和の祭典であるパリ五輪・パラリンピックが行われましたが、

ウクライナ戦争やパレスチナ・イスラエル戦争には終わりが見えません。

「命は第一の財(たから)なり」。

生命の大切さを認識して、秋彼岸会と動物慰霊祭にご参加ください。


今年の秋彼岸は、9月19日から25日までの7日間となります。

また動物愛護週間は、9月20日から26日となっております。

行事は、以下の通りに行います。

お間違いのないようにお越しください。


●秋彼岸会(本増寺)

 9月22日(日・祝)10時:受付、法話

          11時:法要

          12時:おとき

●愛犬愛猫小動物慰霊祭(本増寺)

 9月22日(日・祝)14時:受付、法話

          15時:法要

          16時:納骨(愛護堂)

●秋彼岸会(蓮久寺)

 9月23日(月・祝)10時:受付

          11時:おとき

          12時:法要

8月16日、本増寺にてお盆法要を執り行いました!

連日、気温30度を超える真夏日が続いていますが、

お盆中は多くの方々が参拝されました。

当日も、ご家族でたくさんの方々が本堂に参集されました。

内陣には花や盆旗を飾り、果物を供え、塔婆を立てました。


副住職の法話「最近、国内外で選挙が行われました。

選挙は、国や地域の在り方を変えようとするのか、

現状のままでいいのかという方向性を決める機会です。

一方で、選挙という民主主義の根幹を壊してしまおうとする

勢力が見られたのは残念です。

言論の自由と称して、ルールを無視した行為は決して認められません。

パリオリンピックでは、日本選手が大いに活躍されました。

しかし、称賛されるべき選手への誹謗中傷が行われるのは

とても残念な行為です。

日蓮聖人の御遺文である『立正安国論』に、

「ただ我信ずるのみにあらず また他の誤りを誡めんのみ」とあります。

世の中を良くするため、良いと思ったことを自分自身にとどめず、

他人の誤りを注意していこうということです。

私たちは、自分だけの考えを相手に押し付けてしまうことがあります。

他人に注意や忠告する場合、一度立ち止まって独りよがりな思い込みに

とらわれていないかをよく考え、

常に相手を尊重して安穏な世の中を願いながら行ないましょう」


法要では読経、和讃奉唱、焼香・灑水、唱題、回向が行われました。

大客殿では、皆さんでお斎を美味しく頂きました。

また、夕方に行われる灯篭づくりも有志の方々で行っていただきました。


18時から、キャッセン大船渡にて『キャッセン海灯り』を行いました!

竹あかりの祭壇を設けた千年広場にて、灯篭の法要を行いました。

小泉実行委員長や田村キャッセン社長のあいさつの後、

読経、唱題、焼香、回向を行いました。

その後、須崎川に灯篭を流しました。

途中、雨が降るような悪い状況でしたが、

灯篭が流れる頃には雨が上がり、きれいに川を流れていきました。

流れた灯篭は、皆さんで岸に上げて並べました。


震災から13年、多くの方々が犠牲となり、

街の復興を託して亡くなられました。

皆さんの想いを受け取って、これからも地域の発展のために

一人ひとりが尽力していくことが大切です。

皆さまのご協力に感謝いたします。



宗務院からのお知らせです!


「令和6年度千鳥ヶ淵戦没者追善供養並世界立正平和祈願法要について」


日蓮宗では、千鳥ヶ淵戦没者墓苑が建立された昭和34年以来、

毎年8月15日に追善供養を営んでおります。

今日の日本の繁栄の陰には、多くの戦没者の犠牲があったことを、

決して忘れてはなりません。

本年も戦災犠牲者の御霊に供養の誠を捧げたく、

「千鳥ヶ淵戦没者追善供養並世界立正平和祈願法要」を奉行します。


私たちは、「いのちに合掌」を合い言葉のもと、

安穏な社会づくりのため、世界立正平和を推進しております。

8月15日には皆さまとご一緒に、戦没者へのご供養を申し上げ、

世界立正平和をご祈念いたしたく存じます。

なお、法要の様子をYouTubeライブにて中継いたしますので、

ご一緒に供養の誠を捧げましょう。

合掌


※来苑者の安全確保のため、入苑時に手荷物検査及び金属探知検査が行われます。

 ご理解とご協力を賜りますよう、お願いいたします。

※台風、その他の事由により開催規模の大幅な縮小等の対応がなされる場合があります。


【日時】

 令和6年8月15日(木)午前9時~10時

【場所】

 千鳥ヶ淵戦没者墓苑

 〒102-0075 東京都千代田区三番町2

 ℡ 03-3261-6700

【交通】

 ◎東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線『九段下駅』2番出口より 徒歩約12分

 ◎東京メトロ半蔵門線『半蔵門駅』5番出口より 徒歩約10分

 ◎JR『飯田橋駅』より 徒歩約20分

※お車でのご来場は固くお断りします。


【Youtubeライブ配信】

令和6年8月15日(木)午前9時~10時

https://www.nichiren.or.jp/chidori0815/

※台風、その他の事由によりライブ配信を中止する場合があります。

 中止の場合、法要の模様を編集し、後日ポータルサイトへ掲載する予定です。


https://www.nichiren.or.jp/information/shuumuin/20240801-6952/




連日、パリオリンピックによる日本選手の活躍が報道され、

とても嬉しく、誇らしく思います。

ただ残念なのは、オリンピック開催期間中は戦争を休戦とする

というオリンピックの理念が守られなかったことです。

未だにロシアによるウクライナ侵攻、ハマスとイスラエルの紛争が

続いている状態です。

自分たちが良ければよい、という自己中心的な考え方が、

愚かな行為をしてしまいます。

自己を反省し、行為を改め、平和で安穏な社会を築くために、

オリンピックの理念を大切にしながら、オリンピックを楽しみましょう♬


8月の行事予定です。

8月1日(木) 信行会(本増寺)

8月4日(日) 草取り奉仕

8月7日(水) 新盆

8月9~14日 棚経(本増寺)

8月15日(木) お盆法要・棚経(蓮久寺)

8月16日(金) お盆法要(本増寺)

       キャッセン海灯り・灯篭流し(須崎川)

8月17日(土) 棚経(蓮久寺)

8月20日(火) お盆法要(本住寺)

8月24~25日(土・日) お盆法要(仙台別院)

8月27日(火) 松葉谷法難会


7月28日、「令和6年度日蓮宗岩手県檀信徒協議会総会」が

盛岡・法華寺にて開催されました!


コロナ禍で、しばらく参加できませんでしたが、

久々に檀信徒の皆さんと顔を合わせることが出来ました。


お昼を食べてから、午後1時より理事会と信行会を行いました。

信行会では、花巻・実成寺の田口昌信上人による

「いまさら聞けない!? 仏事のマナー」という演題で

講演をして頂きました。

焼香の仕方やのし袋のこと、本堂での歩き方など、

分かっているようで不明瞭なことを解説して頂きました。


午後2時より、総会が行われました。

宗務所長の西山上人によるお勤めや挨拶の後、

昨年度の事業報告と決算、今年度の事業計画と予算について

説明と質問をして、皆さんから承認を得られました。

最後に、皆さんで記念撮影を行いました。


今回は参加者が少なかったですが、

また以前のように多くの方々と交流できるといいですね♬


『キャッセン海灯り』のお知らせです!


毎年恒例となっている『キャッセン海灯り』を開催いたします。

当日は、キャッセン大船渡の千年広場にて、

「竹あかりのライトアップ」と

「灯篭の供養と須崎川への灯篭流し」を行います。

また、「お絵描き灯篭ワークショップ」を

灯篭流しの前に行います。


ぜひ、先人たちの慰霊と震災からの復興、そして街の未来への願いを込めて、

皆さんで灯篭流しにご参加ください♬


日にち:令和6年8月16日(金)

 13時~15時:お絵描き灯篭ワークショップ

 17時~19時:竹あかりライトアップ

 18時30分~19時:供養、灯篭流し

場所:キャッセン大船渡・千年広場、須崎川親水広場

灯篭申込:本増寺かキャッセン大船渡事務所へ

(チラシ、申込書も置いてあります。☟こちらからダウンロードも出来ます)

https://ameblo.jp/honzoji/entry-12861647612.html