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宗務院からのお知らせです!


「終戦八十年戦没者追善供養 並 世界立正平和祈願法要」


本年は終戦から80年の節目にあたります。

日蓮宗では以下の日程にて慰霊法要を執り行います。

また、法要の様子はライブ配信いたします。

ご参列または配信をご覧いただき、ご一緒に供養の気持ちを届けましょう。

詳しくは日蓮宗宗務院伝道部(03-3751-7181㈹)までご連絡ください。


【日時】

令和7年6月5日(木)午後1時より

※午後2時30分より、語り部の方による戦争体験談(特別講話)を予定しております。


【場所】

●法要(午後1時より)

池上本門寺本殿

〒146-8576 東京都大田区池上1-1-1

●特別講話(午後2時30分より)

朗峰会館4階

〒146-0082 東京都大田区池上1-2-1

池上本門寺HP(アクセス)

https://honmonji.jp/outline/access.html


【Youtubeライブ配信】

令和7年6月5日(木)午後1時~午後4時

●法要(午後1時より)

https://www.nichiren.or.jp/shusen80-live/

●戦争体験談(特別講話)(午後2時30分より)

https://www.nichiren.or.jp/shusen80-taiken/

※法要の模様は編集し、後日ポータルサイトへ掲載する予定です。

※公共交通機関をご利用の上、ご参列ください。


https://www.nichiren.or.jp/information/shuumuin/20250527-7183/



5月23日に住職が遷化し、27日に密葬を行いました。

多くの皆さんにご参列頂き、誠にありがとうございました。

住職が私たちに示してきた教えを、

皆さんと共に受け継いで実践していきたいと思います。


6月は、衣替えの季節となります。

梅雨の湿気や初夏の暑さに備えてながら、

心身ともにリフレッシュしましょう。


6月の行事予定です。


6月1日(日) 信行会(本増寺)

6月7~8日(土・日) 信行会(仙台別院)

6月12日(木) 信行会(本住寺)

6月15日(日) 信行会(蓮久寺)

6月17日(火) 身延山開闢会


本増寺住職である木村勝行が、5月23日に遷化いたしました。

生前、皆さまから頂きましたご厚情に感謝いたします。

下記の通り、仏事を執り行います。


5月26日(月)午後4時 通 夜 (本増寺)

5月27日(火)午後1時 密 葬 (本増寺)

       午後3時 火 葬 (おおふなと斎苑)

 ※なお後日、本葬を執り行います。


5月19日、大船渡市の赤崎町と三陸町綾里を行脚しました!


2月下旬から始まった大船渡市山林火災は、

特に3回目の火災で大規模な被害を受けました。

約3300ヘクタールもの土地が被災しました。


今回は、赤崎町の外口地区と三陸町綾里の石浜地区と港~清水地区を

総勢11名でうちわ太鼓を叩き、南無妙法蓮華経と唱えながら歩きました。


最初に、長崎海岸の所から外口にかけてを進みました。

家が無事な所もありましたが、

全焼してがれきが残ったままの状態の所もありました。

驚いたのは、飛び火が道路を越えて離れた島の山林にまで燃え移ったことです。

火の勢いは、津波とは違った被害をもたらすことを知るべきです。


次に、石浜地区を歩きました。

ここには、北日本水産というアワビの生産で有名な企業があります。

養殖場は無事でしたが、海水を汲み上げるポンプが焼け焦げて

アワビが全滅に近い状態になったそうです。

守護札と三宝荒神札、火の用心の纏の縁起物を渡してきました。


そして、綾里の中心地である湊地区から清水地区までを歩きました。

ここは多くの住宅地が被災した地域になります。

まだがれきが片付いていない状態なので、

出来るだけ早く復旧してほしいと思います。


最後は、セレモニーホール千の風まで歩いて終了しました。

控室でお菓子と飲み物をご馳走になりました。ありがとうございます♬


今回行脚してみて、全然復興のスタートが切られていない感じがしました。

被害状況を把握することも大切ですが、

2次災害や生活のなりわいは、今すぐにでも起こり得る、想像できる話です。

ぜひスピード感を大切にして、次々と対策を講じてほしいです。

行脚に参加された方々、ご協力頂いた方々に感謝いたします!!


5月18日、蓮久寺にて花祭りを執り行いました!


こちらでも恒例の餅つきを行いました。

餅をつく前に、米をこねる作業がとても重要です。

蒸かしたもち米に粘り気が出てきたところで、いざ撞き方始め

皆さんで代わる代わる搗いて頂きました。

こういう伝統文化を、出来るだけ受けつないでほしいですね。

搗き立ての餅を、あんこと生姜でそれぞれ付けて頂きました。

とても柔らかくて美味しかったです


法要では読経、焼香並びに甘茶供養、唱題、回向を行いました。

花御堂に置かれた釈尊の幼像に、皆さん丁寧に甘茶を灌いで供養しました。

その後、檀信徒総会を開いて、昨年度の報告と今年度の計画を話し合いました。


生命の誕生は、とても奇跡に近い確率で起こっていますし、

その生命が大人になって成熟するまでを全うするのは、

奇跡がいくつも重なるくらい尊いことです。

一人ひとりの生命の尊厳を大切に育んでいく社会を築くことが、

幸福な人生を歩むことになるのではないでしょうか。

花祭りは、釈尊の生誕を祝うことと同時に、

生命の大切さを再確認する機会でもあります。

餅つきをして、美味しいお餅を食べれる幸福に感謝しましょう♬


5月1日、本増寺にて花祭りを行いました!


花祭りは、お釈迦様のご生誕をお祝いして行われる行事です。

本来、4月8日に行いますが、

当山では花が咲き出す5月に行っています。


最初に、恒例の餅つきを行いました

今回は餅つき隊?が多くいたので、

次々と代わって搗いて頂きました。

釜石の宇野上人と綾里の米澤さん、大船渡の田坂さんには、

今回初めて参加して餅を搗いて頂きました。

なかなか餅つきする機会は減っていますが、

搗き立てのお餅はとても美味しいですね。


内陣には花御堂を設置して甘茶と釈尊の幼像を置き、

象の置き物の上に花々を飾り、搗き立てのお餅を供えました。

法要では切散華、花祭り和讃奉唱、読経、焼香、甘茶供養、唱題、回向を行いました。

大客殿では、皆さんでお斎を頂きながら談笑。


お釈迦様のご生誕をお祝いしながら、

命の尊さを再認識するいい機会となりました。

命には限りがありますので、

命を大切にすること、どう生きていくのかという生き方を

私たちはお釈迦さまに問われているのかもしれません。

また美味しいお餅を食べたいですね♬


大船渡山林火災は鎮火いたしましたが、

計3370ヘクタールもの範囲で被災しました。

これから仮設住宅の建設や被災した建物の片づけ、

山林の切り出しや植林など復興に向けた取り組みが行われます。

また全国から、台湾からも多くの支援を頂きました。

一日も早く復興を進めてほしいと思います。


5月の行事予定です。

5月1日(木) 花祭り(本増寺)

5月10~11日(土・日) 花祭り(仙台別院)

5月12日(月) 花祭り(本住寺)

5月12日(月) 伊豆法難会

5月17日(土) 身延山御入山

5月18日(日) 花祭り・総会(蓮久寺)


大船渡市大規模林野火災も鎮圧となり、

徐々に日常生活に近づきつつあります。

犠牲者のご冥福をお祈りし、被災された方々の早い復旧を願っております。

また、3月11日で東日本大震災から15年目を迎えました。

今年も遠くから慰霊祭に駆け付けたり、お供物を送って頂いたりして、

いつまでも震災を忘れないでいてくれる思いに感謝いたします。


4月の行事予定です。

4月1日(火) 信行会(本増寺)

4月8日(火) 釈尊降誕会

4月12日(土) 信行会(本住寺)

4月12~13日(土・日) 信行会(仙台別院)

4月15日(火) 信行会(蓮久寺)

4月28日(月) 立教開宗会

4月29日(火・祝) 華花供養(本増寺)


(東海新報3月28日付より)


日蓮宗より大規模林野火災への見舞金を、大船渡市へ寄贈されました。

東日本大震災の時にも日蓮宗や各寺院の方々から多くの支援を頂きましたが、

今回も被災された皆さんのために、多くの方々から温かい支援を頂戴いたしました。

本当にありがたいことです。

復興を進めて、被害を受けた方々が一日も早く日常生活を取り戻せるように

取り組んでいきたいと思います。

温かいご支援をありがとうございます!!


(東海新報3月26日付より)


台湾の仏教団体である慈済会が、

大船渡市大規模林野火災で被災した世帯に

見舞金と毛布などの配布や炊き出しも行うそうです。


慈済会は、東日本大震災の際にもたくさんの見舞金や支援物資を

大船渡はじめ被災地の住民に配布して頂きました。

当山にも母子観音像を寄贈して頂いたり、表敬訪問して頂きました。

私たちも、台湾の花蓮市にある慈済会の本部を訪れました。

昨年11月にも訪問し、花蓮地震の見舞金を渡してきました。


慈済会による炊き出しは、4月5日と6日に三陸公民館で行われます♬

温かい支援に感謝です。謝謝!!



3月11日、東日本大震災慰霊祭を執り行いました。


2011年に起こった東日本大震災から14年が経ちました(15年忌)。

まだまだ商店街のある中心部でも空き地があり、

赤崎町の小学校周辺はまだ開発が進んでいません。

復興の道半ばという状況で、

2月19日から発生した3回の山火事が起こりました。


特に、3回目の2月26日に赤崎町合足で生じた火災は、

綾里の住宅地を襲い、約2900ヘクタールもの山林を燃やした

過去最大の山林火災となってしまいました。

全国から消防隊や自衛隊の方々が集まり、

連日のように消火作業をして頂きました。

地元の消防団、市役所職員、医療関係者など、

多くの皆さんの尽力で、3月9日に鎮圧宣言が出されました。

翌10日に、避難指示が全面解除されました。

本当に良かったと思います。

これから復旧、復興に向けて更なる支援が必要となります。

ぜひ皆さんの智慧と行動力で、この困難を乗り越えてほしいです。


3月11日は、午後1時半より本増寺本堂内にて慰霊法要を行いました。

皆さんに作って頂いた折鶴と、さいとう製菓さんから頂いた

かもめの玉子を祭壇に飾り、震災で亡くなられた方々の塔婆を立てました。

法要では読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向を行いました。


大船渡岸壁に移動し、地震発生時刻の午後2時46分に黙とう、

読経、焼香、唱題をして折鶴流しをして供養しました。

折鶴が大船渡の海を、空を舞っているように感じました。


震災後も、大船渡では多くの方々がお亡くなりになりました。

皆さんが海から空から、この大船渡の街がどうなっているのか、

楽しみにしながら眺めているんじゃないかと思われます。

今度は山火事から大船渡を復興させて、

穏やかな「ふるさと」にして行きたいです♬