赤崎・綾里行脚(5月19日)
5月19日、大船渡市の赤崎町と三陸町綾里を行脚しました!
2月下旬から始まった大船渡市山林火災は、
特に3回目の火災で大規模な被害を受けました。
約3300ヘクタールもの土地が被災しました。
今回は、赤崎町の外口地区と三陸町綾里の石浜地区と港~清水地区を
総勢11名でうちわ太鼓を叩き、南無妙法蓮華経と唱えながら歩きました。
最初に、長崎海岸の所から外口にかけてを進みました。
家が無事な所もありましたが、
全焼してがれきが残ったままの状態の所もありました。
驚いたのは、飛び火が道路を越えて離れた島の山林にまで燃え移ったことです。
火の勢いは、津波とは違った被害をもたらすことを知るべきです。
次に、石浜地区を歩きました。
ここには、北日本水産というアワビの生産で有名な企業があります。
養殖場は無事でしたが、海水を汲み上げるポンプが焼け焦げて
アワビが全滅に近い状態になったそうです。
守護札と三宝荒神札、火の用心の纏の縁起物を渡してきました。
そして、綾里の中心地である湊地区から清水地区までを歩きました。
ここは多くの住宅地が被災した地域になります。
まだがれきが片付いていない状態なので、
出来るだけ早く復旧してほしいと思います。
最後は、セレモニーホール千の風まで歩いて終了しました。
控室でお菓子と飲み物をご馳走になりました。ありがとうございます♬
今回行脚してみて、全然復興のスタートが切られていない感じがしました。
被害状況を把握することも大切ですが、
2次災害や生活のなりわいは、今すぐにでも起こり得る、想像できる話です。
ぜひスピード感を大切にして、次々と対策を講じてほしいです。
行脚に参加された方々、ご協力頂いた方々に感謝いたします!!
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