大人の寺子屋(第2回、5月5日)
5月5日、第2回大人の寺子屋を開催しました!
今回は、『信長公記』巻十一を読みました。
最初に、かわら版について事務局長の永盛さんが、
本文の内容を主幹の住職が説明しました。
安土城が徐々に造られ、城下町も形成されてきましたので、
信長は安土で様々な催しを行いました。
茶の湯を開き、相撲大会を開催したり、
お弓衆やお馬廻り衆の妻子を城下に住まわせたりします。
京都では、宮中の節会を復活させ、祇園会の祭礼を見物します。
また、戦乱は続き、大坂や兵庫で戦が起こります。
別所長治が謀反を起こし、三木城に立て籠もります。
毛利輝元ら中国勢が上月城を落城させ、尼子氏は滅亡します。
羽柴秀吉は、播磨国の神吉城と志方城を落城。
九鬼善隆に造らせた大船(鉄甲船)の活躍により、
第二次木津川口の戦いで毛利水軍に勝利。
斎藤新五(利治)が越中に出陣し、上杉軍を破ります。
上杉軍は上杉謙信が急死し、後継者争い(御館の乱)のため、織田軍に対抗できず。
荒木村重が謀反を起こし、伊丹城に籠城。
高槻城の高山右近、茨木城の中川清秀が織田方に付き、伊丹城を包囲。
明智光秀は、丹波国の波多野秀治のいる八上城を包囲。
この章で、南部政直が鷹を献上する記載があります。
この南部政直は、津軽の安東愛季の家臣とされ、
盛岡藩初代の南部利直の次男・政直とは別人のようです。
多くの武将が信長との関係を築く一方、
対抗したり謀反を起こす武将も現れます。
天下統一には、多くの困難が待ち構えています。
次回は、6月9日(金)18時30分より、おおふなぽーと2階会議室で行います♬
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