新年祈祷会(1月1日、本増寺)
令和4年1月1日、元旦に新年祈祷会を本増寺にて催しました!
心配された雪が降ることなく、風が冷たく気温は低い中でしたが、
多くの方々に参拝していただきました。
新年の挨拶を交わして受付をして、
法要では読経、唱題、焼香、回向、祈祷を行いました。
住職の法話では、「昨年末は、三陸道が全線開通し、
末崎にも細浦の山側に道路が開通しました。
津波の被害が及ばない『命を守る道』が出来上がりました。
ただ、明神前と笹崎を結ぶ道路、赤崎の佐野と後の入を結ぶ道路の
計画は、震災直後にはありましたが、いつの間にか消えてしまいました。
『命を守る道』を優先して作ることは、津波災害の多い大船渡や三陸地方に
とっては重要な計画であると思います。
今夏には、陸前高田の高田松原の一角に『鬼子母神像』を建立します。
元々は高田松原にあり、その後は奈々切に移転していましたが、
東日本大震災による津波で像は行方不明となっていました。
今回、浜田川の河口付近に『鬼子母神像』を建てて、
津波で亡くなられた犠牲者の慰霊と、
海水浴や観光に来られた方々や町の人たちの安全を祈願したいと思います。」
明け方には、皆さんで外に出て、お題目を唱えながら初日の出を拝みました。
雲もなく、町中を照らすきれいなご来光でした。
新型コロナウイルスによる影響がまだ続いていますが、
私たちは困難を乗り越える知恵と行動力を持って、
新たな年を過ごしていきたいですね♬
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