御会式(本増寺、10月12日)
10月12日、本増寺にて御会式を執り行いました!
御会式は、日蓮聖人ご入滅を記念し、報恩感謝の気持ちを表して行われます。
今年で、742遠忌となります。
本堂には、総代会と蓮華の会より贈られた花籠が鮮やかに飾られ、
御会式桜を堂内全体に飾りつけしました。
また、臨滅度時の曼陀羅を内陣に掲げました。
これは、日蓮聖人が亡くなられる時に枕元に掲げられた曼陀羅で、
鎌倉の妙本寺に現存しています。
お題目の「南無妙法蓮華経」を中心にして、
お釈迦様、多宝如来、上行・無辺行・浄行・安立行の四菩薩はじめ、
菩薩、仏弟子、諸天善神などが記され、
四隅には持国・廣目・増長・毘沙門の四天王が置かれています。
多くの諸仏菩薩が、お題目のもとに集まっている姿を現しています。
私たちは、この曼陀羅に記されたように、多くの仏様や菩薩様、神様に護られています。
曼陀羅の世界を実現することは、差別のない平和で安穏な社会を築くことが出来ます。
ウクライナ戦争に加え、イスラエル周辺でも紛争が起こっています。
多くの人々が平和を望んでいるのに、
一部の強欲な指導者が他国へ侵略やテロ行為を行い、
市民の生命や財産を奪っています。
人類の叡智を持って平和な社会をつくり、曼陀羅の世界となってほしいです。
法要では、読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向を行いました。
その後、檀家の佐藤さんらによるバイオリン演奏をして頂きました。
堂内に、素敵なレクイエムが響き渡りました♬
続いて、恒例の橘寿法先生らによる奉納の舞をして頂きました。
とても優雅に、しなやかに、扇子を使って曲に合わせた日本舞踊を披露いたしました。
素晴らしいの一言ですね!!
大客殿では、呈茶をして頂きました。
お茶を飲んで、心も体もリラックスすることができました。
お斎では、美味しい赤飯を頂きました。
皆さんが一堂に集うことで、御会式を開催することが出来ます。
曼陀羅の世界をお寺で実現することが出来ました。
私たちは、日蓮聖人の生き方を学びながら、報恩感謝の気持ちを忘れずに
生活していきたいですね。
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