大人の寺子屋(第1回、4月7日)
4月7日に第1回大人の寺子屋を行いました!
今年も引き続き、『信長公記』を読み進めます。
今回は、巻九~十、天正4~5年(1576~77年)、
信長43~44歳の頃についてです。
事務局長の永盛さんから、かわら版の説明をして頂きました。
今回は、安土城の着工、京都二条城の普請、茶道具などの献上品、
合戦では足利義昭の呼びかけによる第二次信長包囲網に上杉謙信が加勢、
大坂、播磨、北陸地方で戦いが起こります。
本文の内容については、主幹である住職から説明がありました。
・琵琶湖畔に安土城を築城し、はじめて天守閣を着工。
☞これが大名に注目され、各地で天守閣が作られます。
・京都の二条城建設に大名の普請が開始されます。
・茶壺(松花)、茶入(金花)、節のない軸に鷲の尾羽を付けた矢など、
たぐい稀な品物が献上されます。
・石山本願寺がまたも反乱の挙兵。
☞信長も天王寺救済のため大坂へ出陣しますが、足に銃弾が当り、軽傷を負います。
・木津浦の合戦では、毛利水軍に完敗。
☞石山本願寺への補給路を断つことが出来ず。
・信長、信忠ら雑賀(和歌山市)に出兵。
・柴田勝家、加賀に出陣。☞上杉謙信と手取川で戦い、大敗。
・信忠、謀反を起こした松永久秀討伐に出陣し、信貴城を攻略。
・羽柴秀吉、播磨と丹波へ出陣。
・信長、内大臣となり、さらに右大臣に昇進。信忠は三位中将になります。
・関所を撤廃し、安土城下を楽市楽座とする新しい都市づくりを行いました。
次回は、5月5日(金・祝)に行います。
各地で合戦が起こる中、またもや信長を裏切る家臣が出てきます。
天下統一への道、新しい国づくりに賛同する人もいれば、反対する人もいます。
現代にも当てはまりますね。
信長包囲網からの状況をどう乗り越えるのか、次回が楽しみです♬
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