大人の寺子屋(第7回、11月4日)
11月4日、第7回大人の寺子屋を開催しました!
今月は『信長公記』巻七を読みました。
1574年(天正2年)信長41歳の年のことです。
甲斐の武田勝頼が明智城と高天神城を攻め落とし、
越前では一揆が勃発、大坂の石山本願寺は挙兵します。
信長は、3度目の攻撃でついに長島の一向一揆を攻め滅ぼし、伊勢を平定します。
内容は、前年に討ち取った朝倉義景、浅井久政・長政の首を前に酒宴を開きます。
これは、信長の残虐性を示すことと言われていますが、
当時ではこの行為を敵への敬意を示すものとして解釈されています。
また、信長は奈良・東大寺の正倉院に収蔵されている香木「蘭奢待(らんじゃたい)」
の一部を切り取って所有することを宮中より許可されました。
これも、信長が強引に宮中から許可を得て行ったと言われていますが、
実際は儀礼に則って行われ、半分を正親町天皇に贈呈しています。
残り半分は、千利休や家臣らに与えています。
次回は、12月2日(金)18時30分より、おおふなぽーと2階会議室で行います。
『信長公記』巻八を読みます!
信長は、長篠の戦いで武田勝頼軍を鉄砲隊で撃破し、加賀・越前国を平定、
嫡男・信忠に家督を譲ります。
今年最後になります。皆さんで歴史の面白さを楽しみましょう!!
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