大人の寺子屋(第1回、4月1日)

4月1日、第1回大人の寺子屋を開催しました!


今年は『信長公記』を読み進めます。

主人公は、もちろん「織田信長」。

著者は、信長の側近で弓の名手として仕えた「太田牛一」。

信長の生涯を間近で見ているので、信長の真実を描いた歴史書です。

首巻と巻一~十五から構成されています。


首巻の内容は、1534年(天文3年)信長誕生から1568年(永禄11年)15代足利最後の将軍

となる足利義昭を擁して上洛するまでを描いています。

今回は、斎藤道三の生い立ちまでを読みました。

信長の幼少時代は、尾張国を守護・斯波氏と守護代の織田氏が統治していましたが、

信長の父・信秀が頭角を現し、美濃や駿河の軍勢と戦っていました。

信秀は、美濃の斎藤道三と同盟を結び、信長は道三の娘・帰蝶(濃姫)と結婚。

うつけ(大馬鹿者)と呼ばれた信長は、急死した信秀の葬儀でいつもの身なりで現れ、

お香を位牌に投げつけます。

その後、兄・信広や弟・信行、同族の信安らとの抗争が勃発。

降伏した信行を許しますが、再び謀反を企んだため、

病気見舞いに来た信行を殺害します。

また、義父・道三と会見。

多くの鉄砲や長い槍を持った部隊を見せつけます。

道三は「息子たちが信長の門前に馬をつなぐ(家来になる)だろう」と予言します。

後日、この予言は的中します。

道三は、信長を武将として高く評価していたようですね。


次回は、5月6日(金)18時30分からおおふなぽーと2階会議室で行います。

主な内容は、斎藤道三の討死と桶狭間の戦いを読みます。

信長が天下に名を馳せるきっかけとなりました。

今年も、皆さんと一緒に歴史を学んでいきたいと思います🔔



本増寺

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