本増寺蓮華の会研修旅行(10月19日)

10月19日、本増寺蓮華の会研修旅行が行われました!

訪問地は、気仙沼。


最初に、気仙沼の大島を訪れました。

気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)を渡ったところで下車し、橋を眺めました。

平成31年(2019年)に完成した全長356メートルの橋で、

本島と大島を結ぶ架け橋となっています。

ウエルカム・ターミナルに立ち寄り、さっそく買い物?!

フェリー乗り場がきれいに整備されているのには驚きました。

また、宇宙まで行った種から育った桜の木が植えてありました。

ジャックと豆の木のように、宇宙にまで届くくらい?に立派に成長してほしいですね。

NHKの朝ドラで放映されている「おかえりモネ」の展示もされていました。

東日本大震災をテーマに採り入れたドラマなので、

街の復興の進み具合と、被災者一人ひとりの気持ちが調和されているのか、

とても難しいテーマを扱った作品ですね。

今週(10月29日)で最終回となります。


次に、気仙沼湾横断橋(かなえおおはし)を展望できるスポットに行きました。

この橋(全長1344メートル)は、今年3月6日に開通し、三陸沿岸道路として

仙台と大船渡(宮古まで)が高速道路で結ばれました。

防潮堤の上に登って、気仙沼湾を横断する大橋と、先ほど通ってきた鶴亀大橋の

両方を眺めました。


この横断橋を通って、松崎片浜にある煙雲館を訪問。

仙台藩の鮎貝家の庭園で、江戸時代初期の寛文年間に

石州流二代目・清水動閑による作庭と伝えられています。

岩井崎と大島を借景とした回遊式池泉庭園は、国指定の名勝となっています。

国文学者・歌人の落合直文の生家でもあります。

鮎貝さんとお会いして、庭園を見学した後、いろいろな話を聞かせて頂きました。

震災で低い土地にあった家々が流されたこと、

道路がまだ復旧途中であること、

コロナ禍により短歌の全国大会が一部中止になったことなど。

様々な困難にもひるまずに館を維持しながら、

短歌という文化活動を進めている姿勢は、とても素晴らしいですね。


大谷海岸にある「はまなす海洋館」で昼食♬

皆さんで海を眺めながら、ホテルで栽培している畑を気にしながら、

美味しいランチを頂きました。


岩井崎にある「東日本大震災遺構・伝承館」を見学しました。

ここは、気仙沼向洋高校の跡地に建てられ、

校舎には津波で流れてきた車や破壊された机や椅子が、

震災当時の姿のまま展示されていました。

災害はいつ、どこで起こるか分からないので、

常に防災意識を持っていること、防災教育が大事です。

大船渡にも、このような津波を学ぶための伝承館が必要ですね。


最後に、海の市に寄ってたくさんお土産を購入しました。

久しぶりの研修旅行でしたので、皆さんとても楽しかったようです。

また機会を作って、いろいろと見聞を広げていきましょう!!



本増寺

岩手県大船渡市にある日蓮宗大船山本増寺のホームページです。 大船渡市の本増寺、住田町の本住寺、奥州市の蓮久寺、仙台市の本増寺別院の情報をUPしていきます。

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