秋彼岸会並びに愛犬愛猫小動物慰霊祭(9月23日、本増寺)
9月23日、本増寺にて秋彼岸会と愛犬愛猫小動物慰霊祭を催しました!
秋彼岸会では、本堂内に塔婆を立てて花を飾り、おはぎを供えました。
多くの方々に参拝して頂きました。
住職の法話
「先月は猛威を振るっていたコロナウイルスのデルタ株も、
ワクチン接種が広まってようやく収まってきました。
今月中には緊急事態宣言も解除されるとの見通しとなりました。
多くの方々が困難に見舞われていますが、
ようやく明るい光が差してきたように思えます。
さて今月は、20年前の9月11日、アメリカで同時多発テロ事件が起こりました。
多くのアメリカ人が犠牲となり、日本人も亡くなりました。
廃墟となったワールドトレードセンターの跡地には、
911メモリアルミュージアムと大きな滝のプールが造られました。
今も、深い悲しみや怒りに苦しんでいる人たちがいます。
私たちも、東日本大震災を経験して同じように悲しみや虚しさに苦しみました。
お彼岸ではお墓参りをして、故人とじっくり対話する機会となってほしいです。
ちなみに宮澤賢治の命日も、今月21日(昭和8年)です。
有名な『雨ニモマケズ』には、
「ひどりの時は涙を流し、寒さの夏はオロオロ歩き、皆にデクノボーと呼ばれ」と。
『法華経』の常不軽菩薩の精神を表しています。
困難な状況にいる人がいたら、一緒に苦しみを共感して温かい手を差しのべましょう。
災害や戦争など何度も危機が訪れようとも、温かい社会を築いていくことが大切です」
午後に、愛犬愛猫小動物慰霊祭を行いました♬
今年もたくさんの方々にご参拝いただきました。
本堂での法要の後、境内の観音像の前で読経し、
墓地にある動物愛護堂にて納骨とお焼香を行いました。
ペットも大切な家族の一員です。
私たちに命の大切さを教えてくれました。
ほっこりと温かい雰囲気にしてくれたペットに感謝して供養いたしました。
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