母子観音祭(9月1日、本増寺)
9月1日、本増寺境内にて母子観音祭を催しました!
母子観音像の前にて、皆さんで読経、焼香、唱題、回向を行いました。
観音様は、「光世音菩薩」「観自在菩薩」「観世自在菩薩」などと訳されます。
人々の救いを求める声に応じて、ただちに救いの手を差しのべる菩薩という意味です。
観音様は、人々の機根に随って三十三身に化身します。
「聖観音」「千手観音」「十一面観音」「如意輪観音」「准胝(じゅんでい)観音」
「馬頭観音」「不空羂索(ふくうけんさく)観音」などの名をつけられ、
様々な姿で人々の前に現われます。
南インドや東南アジアでは、観音信仰が広く伝わりました。
日本では、聖徳太子が法隆寺の夢殿に「救世観音」を祀って以来盛んに信仰され、
京都の清水寺、三十三間堂の千一体の観音像など
観音様を祀る霊場がたくさんあります。
観音様は、法華経の「観世音菩薩普門品第二十五」に詳しく記載されています。
海中で遭難しそうな時、刀で切られようとする時、さまざまな難に遭った時に、
「南無観世音菩薩」と一心に称えれば難を逃れることが出来るといいます。
観音様は、温かい慈悲の心を持って、常に私たちを救おうとしています。
私たちは、観音様に見守られながら生きていることを感謝してお参りいたしました。
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