摩利支天徳大寺へ参拝(6月20日)
6月20日、東京・上野にある「摩利支天徳大寺」に参拝してきました!
徳大寺は、寛永年間に慈光院日遣上人によって創建され、
日本三大摩利支天の一つとして、聖徳太子の御作と伝わる摩利支天像を
お祀りしています。
摩利支天(威光・陽炎の意)は仏教を守護る天部神で、
人々に「気力・体力・財力」を与え「厄を除き、福を招き、運を開く」守護神です。
お姿が猪の背に立つことから、十二支の亥の日が縁日とされてきました。
「上野広小路の摩利支天さま」として、亥の日の御縁日に多くの露店が立ち並び、
大変な賑わいを見せます。
本堂の扁額「威光殿」は、吉田茂・元総理大臣の揮毫により寄贈されたものです。
参拝した日はちょうど亥の日に当たり、朝から参拝客が来られていました。
堂内で読経・唱題をした後、奥の間にてご住職のお話を聞かせて頂きました。
関東大震災や戦災によって堂宇は二度焼失しましたが、
そのたびに再建して今日のような賑わいを見せています。
コロナ禍で不自由な状況が続きますが、
信仰を失わずに生活に商売に勤しんでほしいとお祈りしているそうです。
http://www.marishiten-tokudaiji.com/
お昼は、上野公園内にある「韻松亭」にて美味しい和食を頂きました。
創業140年のとても風情のある建物で、
菊池知勇先生など多くの歌人も集まった処だそうです。
http://www.marishiten-tokudaiji.com/
続いて両国に移動して、「江戸東京博物館」を拝観しました。
葛飾北斎と歌川広重の特別展や、江戸から東京までの常設展を見学しました。
昔の絵画や写真は、当時の状況を知る上で貴重な資料です。
特に震災や戦災は、街を粉々に破壊してしまいます。
街の復興や生活の再建、コロナ禍の対策をどうやって進めていくかは、
歴史から知恵を得ることが大切ですね。
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
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