花祭り(本増寺、5月1日)
5月1日、本増寺にて花祭り法要を行いました!
お釈迦様の誕生日を祝う花祭りは、通常4月8日に行いますが、
当寺では多くの花が咲く時期として、旧暦の4月に実施しております。
法要の前に、恒例の「餅つき」を行いました。
搗き方は、寺子屋塾出身の佐藤さんはじめ多くの方に参加して頂きました。
最初は腰が引けて慣れない様子でしたが、
徐々にコツをつかんで調子よく餅を搗きました。
ちょっと水と酒が足りなかったので、餅の軟らかさが保てなかったですね(反省)。
法要では、はじめに住職の法話
「今日はお釈迦様の誕生日を祝う花祭りです。
灌仏会とも言いますが、誕生の際に花々が咲いて甘露の雨が降ったという
逸話をもとに、多くの花を飾り、甘茶を仏像に灌ぎます。
お釈迦様のいたインドは、世界で最も新型ウイルス感染が拡大している地域です。
もともと衛生環境や医療体制、電力などが不足し脆弱な状態に、
パンデミックが起こってしまいました。
日本でも、医師会と厚労省の危機対応能力の低さ、政府と自治体の連携不足、
デジタル社会の遅れといった問題が浮き彫りになりました。
危機が起こった時にどう対応するか、人も組織も国もこの対応力が求められます。
お釈迦様は、人々が苦しみ、親子で争い、自分の国が滅ぼされ、
そんな状況でも人々を救おうと教えを広め続けました。
日蓮聖人も、多くの困難に遭いながらも布教し続けました。
私たちも危機に負けないような生活を、社会を作っていくことが大切です」
法要では、切散華、和讃奉唱、読経、唱題、焼香・甘茶供養、回向を行い、
来賓として参拝した市議会議員の佐藤優子さんにご挨拶をして頂きました。
昨年の市議会選挙から一年が経ち、コロナ禍の制限された中で
市民のみなさんから意見や要望など聞いて少しずつ実行してきたことを
お話して頂きました。
法要後は、大客殿にてお餅を頂きました。
ちょっと硬かったですが、あんと生姜で味付けして美味しくいただきました。
文上人が主催しているスポーツスクールの生徒たちも来て、
たくさん食べていきました♬
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