御会式(本増寺、10月12日)
10月12日、本増寺にて御会式を執り行いました!
信行会の時に、皆さんで御会式桜を作って頂きましたが、
それを本堂内に飾りました。
内陣には、お花をたくさん飾り、お菓子や果物、野菜、お茶、お膳を供えました。
住職の法話
「日蓮聖人が亡くなられてから、今年で739年を迎えます。
『備えあれば憂いなし』、今日はコロナ禍によって、日常生活も社会も
様々な制約がある中で生きていかなければなりません。
コロナが収束した後のポストコロナの社会にも、対応しなければなりません。
新たな状況に対応していくための準備を、私たちは日頃から行う必要があります。
日蓮聖人の生きた鎌倉時代は、飢饉や災害が頻発し、
さらには内乱と蒙古襲来といった戦争が起こりました。
日蓮聖人は『われ日本の柱とならん、われ日本の眼目とならん、
われ日本の大船とならん』と三大誓願を立てて、立正安国を唱えて、
国家国民に生き方を示しました。
お釈迦様は生老病死を説き、その苦から脱する道を教えてくれました。
日蓮聖人は、お釈迦様の教えを日本に広く広めた大恩人です。
私たちは、コロナ禍によって苦しい時期が続いていますが、
数々の法難を乗り越えた日蓮聖人を讃仰して、
皆さんで試練を乗り越えていきましょう」
法要では、読経、和讃奉唱、唱題、お焼香、回向、挨拶を行いました。
その後、橘社中による日本舞踊を奉納して頂きました。
大客殿では呈茶席を設けてお茶を頂き、
またお斎を頂きながら皆さんで談笑しました。
日蓮聖人への報恩感謝の気持ちを、ずっと保ち続けていきたいですね♬
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