星祭り(本増寺、2月1日)
2月1日、本増寺にて星祭りを行いました!
星祭りでは「北辰妙見菩薩」を祀ります。
北の夜空には、いつも同じ位置に北極星が輝いています。
食事をする時にはいつも食法を唱えますが、
「天の三光に身を温め・・・」とあります。
この天の三光とは、太陽・月・星の三つを指します。
多くの星は、北天に輝く北極星を中心に回っているので、
昔からこの北極星を崇め「北辰妙見菩薩」として信仰してきました。
妙見菩薩のお姿は、亀の上に立ち、剣を地に立てている立像と、
受け太刀の能勢型と言われる座像の二形態があります。
立像は、岩上の青亀の上に立ち、白蛇を体に巻きつけ、
二本の手で剣を地に立てて睨みをきかしています。
尾張黒田の法蓮寺や池上妙見堂などに祀られています。
座像の能勢型は、日乾上人によって作られ、
武運長久を願って甲冑姿に右手で太刀を頭上にあげ、
左手で金剛印を結んでいます。
能勢の領主・能勢頼次は、日乾上人に帰依して真如寺を建立し、
妙見菩薩を祀りました。
これが能勢妙見の始まりで、関西随一の霊場になっています。
当日は、多くの方々が集まり、北辰妙見菩薩を拝んでから、
子年の皆さんに豆やお菓子、果物を撒いて福を配って頂きました♬
0コメント