お盆法要(8月16日、本増寺)
8月16日、本増寺にてお盆法要を執り行いました!
新型コロナによるパンデミックが起こってから3年が経ちますが、
第7波が全国を襲っています。
それでも、多くの方々がお寺に参拝して頂きました。
本堂内には100名を超える檀信徒の方々が集まり、
塔婆をたくさん立ててご先祖様や故人の供養を致しました。
住職の法話
「新型コロナの猛威によって、まだまだ不自由な生活を強いられています。
またロシアによるウクライナ侵攻が続き、街の破壊と犠牲者が続出しています。
この夏は猛暑と大雨が繰り返され、体調を崩される方が多いようです。
日蓮聖人が活躍されていた鎌倉時代も、多くの災害や戦災、飢饉、疫病が起こり、
社会が不安定な状態でした。
日蓮聖人はこうした災難を乗り越えて、平和な安心な社会を築くように、
時の政府である鎌倉幕府に『立正安国論』として奏上します。
私たちには困難を乗り越えるための智慧があります。
暴力で解決しないことは、これまでも歴史が証明しています。
暴力には、言葉の暴力もあります。
自分の偏った主張を押し付けたり、相手の行動を非難するヘイトクライムが、
SNS上や一部のマスコミでも起こっています。
私たちは、相手の主張にも耳を傾けながら、何が最善かを考える冷静さが大切です。
先人たちの供養をして、穏やかな冷静な智慧を身に付けましょう。」
法要では、蓮華の会による和讃奉唱、読経、祖訓(盂蘭盆御書)、
唱題、焼香、灑水、回向を行いました。
その後、大客殿にてお斎を頂きました。
また、皆さんに灯篭づくりを手伝っていただきました。
多くの皆さんに手伝っていただいて、感謝いたします♬
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