春彼岸会
3月20日は蓮久寺で、21日は本増寺で春彼岸会を行いました!
数日前まで暖かい日が続きましたが、
急に雪が降るような寒さとなりました。
「三寒四温」や「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、
徐々に春が近づいているのを感じながら体調に気をつけたいですね。
当日は、多くの方々に参拝して頂きました。
お彼岸の7日間には、ご先祖の供養と仏道修行を行います。
仏道修行は、六波羅蜜という六つの修行を行います。
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧のことです。
今回、蓮久寺では精進行として、皆さんでうちわ太鼓を叩きながら
お題目を唱えました。
声を出すこと、リズムよく太鼓を叩くこと、調和を第一にすること。
これらは自分の心身を整えるのに効果的です。
特にコロナ禍で、人と話すことや一緒に何かをする機会が減っています。
日常生活に心身を整える一時をつくりましょう。
本増寺では、蓮華の会による和讃奉唱が行われました。
これも、皆さんで声と太鼓を合わせて和讃を歌います。
とても調和がとれていて、本堂内を柔らかな雰囲気にしてくれました。
蓮華の会の皆さんは、日ごろから和讃の練習に励んでいます。
何事も継続や積み重ねは大事ですね。
おときでは、美味しい「牡丹餅」を頂きました。
春彼岸の頃は牡丹の花が咲く時期で、
その時期に食べられることから「牡丹餅」と呼ばれ始めました。
ちなみに、秋彼岸では「お萩」。
「お萩」の粒あんを、秋に咲く萩の花に見立てています。
昔は、あずきも米もぜいたく品でしたので、
お彼岸の時期だけ作ってお供えしました。
感謝しながら、美味しく頂きました。
牡丹餅を作って頂いた婦人部の皆さんに感謝いたします♬
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