東日本大震災慰霊祭(令和4年3月11日)
3月11日、東日本大震災慰霊祭を執り行いました。
震災発生から12年目を迎えます。
多くの犠牲者を出し、街を破壊した大津波が襲ってきた光景を
今でも思い出します。
生き残った私たちは、災害に強い街づくりを行うともに、
この震災の教訓を後世に伝え続けなければなりません。
昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大により、
遠方からの訪問は少なかったですが、
それでも関東にいる遺族やアントラーズサポーターの方々が
お参りに来てくれました。
来れなかった皆さんの想いは、しっかりと届いております。
午後1時30分から、本増寺本堂にて慰霊法要を開催。
読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向を行いました。
大船渡岸壁に移動して、午後2時46分黙とう。
読経、焼香の後、海上に折鶴を流しました。
折鶴を多くの方々に作って頂き、ありがとうございました。
また、さいとう製菓さんより提供して頂いた「かもめの玉子」を
ご供養として皆さんにお渡ししました。
午後5時から、キャッセン大船渡の千年広場で、慰霊法要を行いました。
竹あかりによる祭壇は、昨年とは違ったデザインで飾り付けをしていて、
光で浮かび上がった文字や図柄がとても幻想的できれいでした。
読経、焼香、回向をして、実行委員長である小泉さんからご挨拶がありました。
午後6時から、ゴスペルシンガーの金井さんによるミニコンサートがありました。
屋外でのお経やゴスペルは、天まで届くかのように響き渡りました。
私たちの想いも、きっと亡き家族や友人、同郷の人たちに届いていることでしょう。
また来年も続けて開催していきます。
亡くなった方々を忘れずに思い出す、話しかける機会として。
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