星祭り(本増寺、2月1日)
2月1日、本増寺にて星祭り大祭を開催しました!
今年は、新型コロナウイルス感染者が大船渡でも連日のように報告されたため、
例年よりも参拝者は少なかったです。
それでも病魔退散と除厄開運、身体健全を皆さんで祈念して豆まきを行いました。
住職の話「人生には、楽しみも苦しみも繰り返しやってきます。
順境とは物事がうまくいき幸せな時をいい、
逆境とは物事がうまくゆかず苦労の多い時をいいます。
失業したり、病気をしたり、身近な人が亡くなったり、
これらは苦しみの中でも、より大きな苦しみです。
日蓮聖人の御遺文には『苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、
苦楽ともに思合て、南無妙法蓮華経とうち唱えさせ給え。
これ、あに自受法楽にあらずや。いよいよ強盛の信力をいたし給え。』
とあります(四条金吾殿御返事)。
今が苦しい状況かもしれませんが、必ず楽しみや幸せな状況がやってきます。
常にお題目を唱えることで、心を平穏にして日常を過ごすことです。
コロナ禍の状況は、皆さんにとっても社会にとっても逆境といえますが、
しかしそこに意味を見出し、私たちに何ができるのかを考え行動することです。
今は我慢の時でもあります。
自分の生活を見直し、コロナ禍が収束した後に何をするか楽しみにしながら、
苦楽に対して一喜一憂せずに過ごしていきましょう」
法要では、読経、唱題、祈祷、回向を行いました。
本年の年男・年女である寅年の皆さんに、豆まきをして頂きました。
参加者が少なかったこともあり、例年よりたくさん豆やお菓子を
拾うことができたのではないでしょうか。
来年は、例年のように大勢の人たちで賑わう中、豆まきをしたいですね♬
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